事業計画書の書き方(既存事業編)

第一章 概要
③【事業の前提条件】

2013/1/25

株式会社コンパス
代表取締役/ マーケティング・コンサルタント

鈴木 進介

事業計画書の書き方(既存事業編)
第一章【1234、】 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章

事業の前提条件

このページでは、何を目標とした事業計画なのか、なぜこの計画が必要なのかなど前提条件を記述します。
よく見る事業計画ではいきなり商品説明や市場データなどが記述されています。しかし、はじめは事業の目的や目標などを記述して、読む人と方向性を合意することが必要になります。

【事業ビジョン】

「事業ビジョン」ではは、「定性目標」と「定量目標」の二つを記述しましょう。「定性目標」とは、志や想いなど数値化しにくい目標です。例えば、「この事業を通じて子連れママが安心して子育てをできる社会をつくる!」や、「この事業を通じて3人のリーダーを育成する」などです。

また「定量目標」とは、数値化できる目標のことです。一般的には、売上や利益(粗利益または営業利益など)、利益率などを記述します。ここでは最終的な着地点だけ記述すれば良いでしょう。例えば「年商10億円、営業利益率10%、営業利益1億円を目指す」という表現になります。

【事業背景/参入意義】

最後に「事業背景や参入意義」では、なぜこの事業が必要なのかなど原点を当事者間で再確認するために記述します。この部分を飛ばすと、後で当事者が「なんでこの事業を行っているんだっけ?」などと心理的にモチベーションダウンを弾き起こすことになりかねませんので、注意が必要です。

また、「当社での位置づけ」も大事です。主力事業とするのか、サブ事業とするのか、将来の柱にするのか、現在の事業や他の部署との関連はどうなのかを明確にしましょう。はじめに経営者と一般社員、自部署と他部署の間でコミュニケーションの行き違いを防いでおくことが目的です。

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