経営のヒントや仕事の効率上げるライフハックが満載ビジネスパーソン必読の情報コンテンツ「ビジネスガイド」

ズバリ年収伺います

  次→
獣医(開業医)
肩書き

獣医(開業医)

年齢・性別

30代後半・男

VS
美容整形外科医(勤務医)
肩書き

美容整形外科医(勤務医)

年齢・性別

30代前半・男


< 獣医の場合 >


「動物病院で獣医が行う医療行為や薬代などは、全て『言い値』です。」
そんな衝撃的な発言から話は始まった。


ペットを飼っている人ならば周知の事実だが、
獣医は「サービス業」と捉えられているため、値段を一律に決めると
独占禁止法に触れてしまうのがその根拠。

実際、日本獣医師会がちょっと前に行った調査によると、
同じ予防接種の薬の価格に、何と最大5倍の差があったと言う。


さらに近頃のペットブームのおかげで、動物病院の数が急増。
過当競争が始まり、最新の高価な医療器械などを導入したおかげで
経営的に追い詰められ「曲がった医療」を行う獣医も。


「言い値」の治療行為と「過当競争」。
獣医業界は今、複雑な状況が絡み合っているのが現実。


そもそも獣医さんの数は、2004年の調査によると2万5千人ほどで
そのうちTさんのような開業医は約1万人、残りは「勤務医」。
「勤務医」と聞くと「??」と思う方も多いかもしれないが、
多くは個人で開業している医者の下で働く。
ただし、長時間労働・低収入といった問題が多く更に、なかなか長期の雇用に
結びつかない 。


開業医であるTさんはかなり恵まれているのでは・・・!?


そんな期待感を込めて、恒例のズバリ年収、伺います!

「僕は多分、標準的な年収で・・・800万円です!」

実は開業医の場合それこそピン・キリで、500万円から2000万円の間と
幅が広く、勤務医だと同じ30代でも500万円程度。
意外なほど、獣医さんは苦労されている様子。

そして最後にTさんは、こう付け加えてくれた。
「ペットが好きだから、と言って獣医さんを志す人は多いと思います。
でも大学では、牛や馬など『大動物』の勉強がほとんどで、
犬や猫などの『小動物』についてはほとんど勉強しません。
それなのに卒業すると「獣医です」と言われて社会に出る・・・。
『この先どうしたら良いか?』途方に暮れている若い獣医さんも
結構いるみたいです。」

なるほど。「好きだからなる」「大学に行けばなれる」だけの
世界じゃないんですね~。


  次→