< ITベンチャー社長の場合 >
「およそ、10億円のキャッシュは手にしました!」
・・・そんな桁外れの発言から会話はスタート。
話によると、この社長さんは株式上場前に約4万5千株を保有しており、
上場時に1000株を売却。
1株100万円の値がついたので結果、10億円を手にしたという。
残りの株は、経営権や上場後すぐに株を手放せない関係で
そのままだが、約450億円の資産が彼の手元にある訳です。
ここ数年、マスコミを賑わせている「ITベンチャー企業」。
しかし冷静に分析してみるとこんな数字が。
他の業種を合わせた開業率の平均が年4%に対し、
IT関係だけは10%と高いものの、逆に廃業率も10%と非常に多く
「当たるも八卦」的な要因は拭えない。
さらに上場するまでの期間を見てみると、平成18年は134社が上場したが、
JASDAK・マザーズ・ヘラクレスの平均は17年1ヶ月。
イメージとは裏腹に長期間かけてようやく上場する会社が多いのが分かる。
ちなみに、1部上場の最短は「株ドットコム」で5年4ヶ月。
「IT社長は儲かる」という話は、いかに限られた少人数かがわかる。
話を戻そう。
上場によっていきなり10億円ものキャッシュを手に入れた社長さんだが、
「給料は?」という話になると、歯切れは悪い。
「一般の上場企業の社長さんたちと、同じくらいですよ」と、彼は言う。
実は、社長の給料は自分で決めていると思いきや、そう簡単にはいかない。
上場企業の場合、株主総会で役員給料の「枠」が決定され、
その範囲内で取締役会で具体的に決定していくのだとか。
では・・・ズバリ!年収伺います!!
「本当に貰ってませんよ・・・3000万円です」
まあ、10億円手にした人から見たら「貰ってない」レベルですけど、
十分羨ましいですから!!