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ビジメンタリー



 2006.12.08
本が売れない時代に本を売る書店ビジネスに経営改善のヒントを見た!
不況による客の減少やインターネットの普及、若者の活字離れで、書店業界は危機的な状況にあり、倒産や廃業が後を絶たない。
そんななかで、本の仕入れ方法を効率化したり、店のレイアウトを工夫するなどして業績を改善したり、新手法で売上げを伸ばしている書店もある。
というわけで、書店ビジネスをクローズアップ、逆境をはねかえすパワーに迫ってみたい。

 書店数はピーク時の半減、8割の書店が経営悪化


書店の唯一の全国組織である「日本書店商業組合連合会」(日書連)の組合員数は、06年4月において6,683店。ピーク時86年の1万2,953店の半分に激減している。

そこで、日書連では今年に入って、書店の経営の実態を明らかにし、業界を活性化するために、「全国小売書店経営実態調査」を実施した。
その結果、「過去数年間で経営が悪くなった」、あるいは「やや悪くなった」と回答した書店は全体の85%に上った。
とくに規模が小さい書店では経営が厳しく、売り場面積20坪以下では9割が悪化している。
一方、150坪以上の店では「悪くなった」が6割弱にとどまっていた。

経営悪化の原因として多かったのは、「客数の減少」「大型店の出店」「立地環境の悪化」「ベストセラーや売れ筋商品の入荷難」「客単価の減少」「新刊書の入荷難」など。

また、経営者の高齢化が進んでいおり、同時に後継者不足も深刻化している。
50代以上の書店主は全体の8割以上で、もっとも多い年代が60代、さらに70歳以上の経営者が5分の1もいた。

日書連の理事は、「365日1日の休みもなく働き、低収入にあえぐ書店が大半だが『書店が好きだから』『本を売ることが好きだから』という理由で続けてきた書店が多い。しかし、そんな親父の背中を見ながら育った子供は『同じ思いをしたくない』と考えるのが当然ではないだろうか」と話す。

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