覆水は盆にかえらない
お詫びや謝罪をする上で、次に忘れてはいけないことは「ミスや事故を取り返すことはできない」ということです。
当たり前のことですが、ビジネス文書としての詫び状を作成する段になると、こうした当然のことが忘れられてしまう場合があるのです。
例えば、こちら側の落ち度を認めることを避けているかのような印象を与える言い回しを使う、過失に対して延々と言い訳を並べ立てる——。
ミスを挽回したい、相手に少しでもよい印象を与えたいとするあまりに書き連ねる文章では、「誠意が感じられない文書」と受け取られてしまいます。
ひっくり返ってしまった水が、盆にかえることはありません。
起こってしまったミスを真摯に受け止める、それをまず相手に率直に伝える。
詫び状の書面で大切なことは、こうした姿勢をいかに相手に伝えるのかということになるのです。
率直さを忘れずに
「いったん起こったミスや事故を白紙にすることはできない」、この視点を忘れなければ、たとえ時間はかかっても、必ずお詫び、謝罪によって相手先に誠意を伝えることができます。
特に、昨今のように企業の不祥事が相次いでいる時代では、お詫び・謝罪という行為の一から十までを、社会全体に見つめられているといっても過言ではありません。
取り繕った姿勢や言葉で、事実を覆い隠すことはできません。
相手先の気持ちに立った、率直な姿勢を忘れずに対応していきましょう。
詫び状のテンプレートはこちら