当コラムはMicrosoft PowerPoint 2010での動作を前提として作成されています。バージョンが異なる場合、画面のキャプチャやメニューの場所が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

こんにちは。資料作成アドバイザーの山橋美穂です。プレゼンテーション資料作成中級編のコラムも、遂に最終回となりました。初級編から読んで下さっている方も、中級編から読み始めて下さっている方も、皆さん資料作成についてかなり理解して頂き、上達された事と思います。(だと良いな。)
よく「プレゼンテーション資料を作るにあたり重要な事は何ですか」と聞かれます。重要な事は勿論たくさんあります。初級編でお教えした、色の使い方、情報精査、画面構成。プレゼンテーション資料は、読んで貰い、意図を理解して貰わなければ意味がありません。まずは読んで貰う事、次に理解して貰う事、この2つのステップを踏まなければ、最終目標である「行動に移して貰う事」に辿り着けません。汚いスライドであれば読む気が失せますし、明解な資料でなければ理解して貰えません。そうすれば、次のステップである「納得して貰う事」そして「共感して貰う事」に繋がらず、せっかく労力をかけて作成した資料が、無意味で無駄なゴミへ変わります。それを回避するための最低限の手法として、色を戦略的に使う事、情報を整理して資料に載せる事、目を通しやすい画面構成にする事、が初歩的な重要要素になります。(私の書籍「スティーブ・ジョブズの資料はなぜスゴいのか?完全版」でもこの3つのルールを詳細にお教えしております。)

また、中級編でお教えした、内容の構成も重要です。ストーリーが盛り上がったあと尻つぼみになる映画は、見終わった後に物足りなさや残念な感じを受けてしまう事があります。ストーリー構成がちぐはぐな小説は、なかなか話の中に入れず夢中で読み進める事が出来ません。プレゼンテーションも同じです。プレゼンをするにあたりオーディエンスを引き込む事は必須です。しかし、話しの構成がスムーズでなく不自然だと、聞いている方も話に夢中になれません。そうすると、オーディエンスの心がどんどん離れていき、プレゼンターとオーディエンスに距離ができて、オーディエンスの興味を引きつける事が出来ません。それどころか、話に飽きてしまい、プレゼンテーションに耳を傾けなくなってしまいます。ドキドキワクワクする小説の様なストーリー展開でその商品や企画を魅力的に見せる事が、プレゼンテーションにも必要とされます。

そして、何よりも先ず、資料を作成する為にはPowerPoint等、資料作成ソフトの使い方を知らなければ、資料を作る事は出来ません。PowerPointを知っているのと知らないのでは、作業時間も資料のクオリティも雲泥の差です。PowerPointで何が出来るのか、どんな機能があるのかを知っておく事も、プレゼンテーション資料作成において大切です。私が、初級編・中級編のコラムでお教えしたPowerPointの機能は、どれも基本的な操作になります。決して難しい事はお教えしておりませんが、PowerPointを扱うにあたり、また、資料を作成するにあたり、最低限知っておいて頂きたい機能ばかりを抽出しお教えしました。思い通りの資料を作成するにはPowerPointに慣れる事が不可欠となります。PowerPointは、ExcelやWordに比べて機能も少ないですし、とても簡単なソフトなので(Microsoft MVP PowerPoint部門受賞者が言うので間違いありません!!)、苦手意識がある方も積極的にPowerPointを使ってみて下さい。きっとすぐに慣れます。
初級編と中級編のコラムには、これら必要最低限の資料作成のノウハウが惜しみなく詰め込まれております。是非、これらを理解・習得して頂き、プレゼンテーション資料作成のスキルアップに貢献出来たら幸甚です。

セミナー情報

タイトル

1日で習得 綺麗で分かりやすいプレゼンテーション資料作成

内容

元外資系証券会社のプレゼンテーション資料作成チームで働いていた資料作成コンサルタントが、たった1日で資料作成に必要な基礎知識を全て教えます。

基礎編(1)「資料作成の基本 3つのルール」
基礎編(2)「資料作成に必要なPowerPointの機能レクチャー」
基礎編(3)「資料作成に必要なExcelグラフの作り方」
中級編「論理的な資料を作る為の幹となる「構成」の作り方」
演習編「様々なスキーム図、グラフの作成」

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