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第4回 わかりやすい事業計画書の作成方法

専門家に学ぶ!シーン別事業計画書の書き方

著者:村井知光税理士事務所 税理士  村井 知光


やさしい事業計画書作成のスタート方法

まずは、いきなり精度の高い記述をしようとはせずに、各項目のテーマ毎に別紙を用意して、キーワードを思いつくまま出来る限り多めにランダムに書きだしてみましょう。その後、それらを線で結びつけたり、肉を付けて文章化してみたり、削除や修正を加えて絞り込み、ブラッシュアップを行なっていくのがおススメの容易な事業計画書作成のスタート方法です。

事業計画における資金戦略は保守主義で

資金調達の審査における最も重要なチェック事項たる資金面に関しては、慎重に保守的過ぎるくらいの事業計画でいきましょう。とくに売り上げ予測は控えめに。これはリスクマネジメント能力にプラスして、慎重で緻密な計画性ある人物であることを審査者に対してアピールすることにもつながります。

常に絶え間なくブラッシュアップを

事業計画書に完成、もうこれでおしまいということはありません。常に最新の経営環境を踏まえた自己の事業計画書のブラッシュアップを行ないましょう。そのためにも、事業計画書は常に鞄等に入れて携行し、時間をみつけては赤ペンを入れて加筆修正をすることを習慣にしてしまうことをおススメします。これにより、常に事業のあるべき姿を模索する癖がつくとともに戦略上の細かな数字やデータなども自然に頭に入り、プレゼンやさまざまなコミュニケーションの際に説得性を増すことが可能になります。ぜひ心がけてみてください。

作成のポイント

  • ■やさしい事業計画書作成のスタート方法
  • ■事業計画における資金戦略は保守主義で
  • ■常に絶え間なくブラッシュアップを

書式の説明
事業計画書とは、新規事業計画を提案する際に、新規事業計画の概要を記載するための計画書

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著者プロフィール

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村井 知光

村井知光税理士事務所 税理士

税理士、経営コンサルタントとしてIT・ソフトウェア業界を中心に多数の支援実績を有する。相談者の立場、目線に立ったわかりやすい実践的なアドバイス、きめ細やかなサポートが特色。

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