第1回 相手の”最高の笑顔”をイメージする!
心に明かりが灯る「寒中お見舞い」
【第1回、第2回、第3回、第4回】
春の無料イラスト・素材・挿絵・画像の無料テンプレート|bizocean(ビズオーシャン)
はがきを受け取った相手の”最高の笑顔”をイメージする
想像してみてください。
木枯らしが吹き刺す凍える夜、背中を丸めて家に帰ったら、
今ではなかなか目にすることもない一枚の手書きのはがき・・・。
「だれだろう?」 ・・・・ 「えっ? 懐かしい!」と、思わずつぶやく。
そして、「会いたいなぁ!」と、携帯電話をポケットから取り出す・・・。
慌ただしい毎日の連続の中で、お世話になったあの人の心に明かりが灯り、暖かな思いに包まれる、そんなはがきを手にすることで、ほんの一瞬でも、一日の疲れが吹き飛ぶように思ってくれるとしたら、これほどうれしいことはありません。
ここでは、時を越えてあなたの心を伝える「季節の便り」の書き方を、「寒中お見舞い」を例に取ってお伝えします。
お世話になった方に「寒中お見舞い」で感謝の気持ちを伝える
移り変わる四季の中で、自分の近況や相手の健康を気遣う季節の便りの中でも、「寒中お見舞い」は、一年の中で最も寒さが厳しい冬に送る便りの一つです。
お世話になったあの人に、さりげなく「感謝の気持ちを伝えたい」と思ったら、「寒中お見舞い」を使ってあなたの想いを伝えてみませんか。
昨年お世話になった、プレゼントをもらった、励まされた・・・あなたがうれしく感じた出来事に対し、相手に感謝の気持ちを丁寧に伝えることは、あなたの人生を豊かにする「魔法の杖」でもあるのです。
社交辞令としてはがきを出すだけではなく、相手の気持ちを想像して、あなただけの「寒中お見舞い」を書いてみましょう。
時と距離を越えた、心が伝わる「寒中見舞い」
いつもこの季節になると決まって届く、こんな「寒中お見舞い」があります。
『寒夕焼け 温もり伝ふ 友の声』
昔から、遠くでいつも私のことを見守ってくれる方の優しさが、たったひとつのこの『俳句』に込められ伝わってきます。
深く心に沁み入る一句一句の言葉に、時を越え、距離を越えた、強い強い絆を感じます。
そして、温かなぬくもりとともに、明日への力が湧いてくるのです。
いろいろな「寒中お見舞い」がありますが、このような名文句の言葉を作ろうと、「構える」必要はありません。
まずは、基本の「型」がありますので、まずはそれにそって書いてみましょう。
「寒中お見舞い」の基本構成を知って、苦手意識を克服!
寒中見舞いを出す時期は、「寒の入りから立春」まで。すなわち、1月5日頃の「小寒」から、「立春」の2月4日までの最も寒さが厳しい期間です。
一般的な内容は、以下の通りです。
(1) 季節の挨拶
・「寒中お見舞い申し上げます」などの決まり文句
(2) 挨拶文
①先方の安否や近況報告
②本当に伝えたいこと
③相手の体調を気づかう言葉
(3) 日付
まずは、①先方の安否や近況報告 ③相手の体調を気づかう言葉の例を見てみましょう。
近況を伝え、体調を気づかう、心を込めた挨拶文の例
【文例1】
①本格的な寒さを迎える折、皆様お変わりございませんか。
②私の方は、お正月気分もようやく薄れ、気持ちも新たに頑張っています。
③寒さ厳しき折、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
【文例2】
①厳しい寒さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
②私どももおかげ様をもちまして、変わりなく過ごしております。
③時節柄、何卒ご自愛いただき、皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
それでは、第2回からは、今回の主題であり、最も大切な「②本当に伝えたいこと」 の書き方をじっくり学んでいきましょう!
今回のポイント
心の伝え方 : 受け取った相手の”最高の笑顔”をイメージする!
時を超えた絆 : 感謝の気持ちを伝えることは人生を豊かにする「魔法の杖」!
基本構成を知る : 「型」を活用することで苦手意識を克服!
春の無料イラスト・素材・挿絵・画像の無料テンプレート|bizocean(ビズオーシャン)
<続く>
提供元:ドリームゲート
この記事に関連する最新記事
おすすめ書式テンプレート
テーマ/キーワードから記事を探す
- ビジネススキル
- DX・デジタル化
- 電子帳簿保存法改正
- 中小企業経営
- 民法改正対応書式テンプレート
- bizoceanお勧め動画
- ビジネス支援ガイド
- タイアップ
- ニューノーマル時代における企業のあり方
- 事業計画
- 全建統一様式
- インボイス制度解説
- 税制改正
- 喪中はがき
- 働き方改革
- 年末調整