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気持ちを届ける送付状

著者:KronikaBusinessPromotion 主宰  星山 裕子

仕事の現場において、相手にものを手渡すときに黙って差し出すことはないはずです。

何か声をかけますよね?

送付状というのは、まさにその役目を果たします。ですから面倒くさがらずに、送付状を添えて送りましょう。

また、書類を封筒に入れて送るときには、予めクリアファイルに入れてから封筒に入れるなど、書類を汚さないように配慮しましょう。

開けたときに紙がそのまま入れられていると、折れたり濡れたりすることがあります。相手にお届けするときには、美しい状態を保ったままで書類に目を通していただく、そういった気配りが印象度アップにつながります。


送付状の構成は5つ

履歴書や職務経歴書の原本を送ることになったとき、何をどうやって書いたらいいのか悩んでしまうかもしれませんが、基本の構成は5つ。日付や宛名などは通常のビジネス文書通りですが、それ以外には以下の5つを押さえていれば大丈夫です。
(1) 拝啓 (2)下記のとおり (3)敬具 (4)記 (5)以上
※「拝啓」+「敬具」、「下記のとおり」+「記」+「以上」はセットで覚えましょう。

印象アップのワザ~記念切手

『郵送ならどれも同じ』と思わないでください。切手にもいろいろな種類があります。郵便局の窓口に足を運ぶと基本の柄から、美しい風景の記念切手まで幅広く取り揃えられています。

せっかくですから、事務的な料金別納のスタンプなどはやめて、美しい絵柄を選んで送ってみましょう。記念切手は1枚単位からでも購入できますし、料金も同じです。ささやかなところに、印象アップのチャンスはあります。

返信用封筒の宛名書きに注意

応募先企業から入社内定を書面で送ってくださった際などに、同意書を返送するための封筒が同封されていることがあります。あらかじめ返信用封筒に切手貼付されてあり「株式会社○○○○○ 人事部 行」と書かれていることが多いものです。この封筒を使用する際の注意点。

「○○○ 行」の「行」部分を二重線で消して、「御中」に書き換えます。書き換えを「様」にする人が時たま見受けられますが、これはビジネスマナーとしてNG。個人に対しては「様」で構いませんが、組織・団体に出すときには「御中」となります。

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著者プロフィール

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星山 裕子

KronikaBusinessPromotion 主宰

全業界対応の横割りスタイルで、視野を広げたキャリアビルディングを支援しています。人を活かすキャリアカウンセリング・コーチング・経営コンサルティング。

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