社内外のトラブルが生じたときのための書式10選

2012/11/5

モリモトターンアラウンドオフィス
代表 森元 努

達人の専門分野について

事業再生(事業DD、財務DD)、再生計画案策定、資金調達等

経営法務(債権法・契約法・会社法など)、破綻法手続き全般(破産法・民事再生法など)
法律事務所勤務時に実務担当者として全ての法律事務を担当しており、弁護士等の法律専門家と経営者の橋渡し的存在としてスムーズな再建処理を行うことができる。

プロデュース業務
近年は西日本唯一のクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのメンバーとしてクリエイターの支援に従事し、資金調達及び企業との交渉を行う。
現在、Mutationrecords(ミューテーションレコーズ) プロデューサー

報告書売掛金管理事故報告書クレームトラブル

あなたを導く~達人の視点~

社内外で生じたトラブル。
ビジネスシーンではトラブルを未然に解決し、またはトラブルを的確に社内に伝えることが、今後、同様の事例が発生した時に役に立ちます。
企業が成長するためには、このトラブルシューティングのノウハウを蓄積することが何より重要となります。
そのために役立つ手法として、「報告書」というカテゴリーからこれは使えるという視点でご紹介致します。
まず、社外トラブルからご紹介し、社内トラブルへとご紹介した後に、それをどのように社内のノウハウへと転換していくのかという流れに沿って並べてみました。
もちろん、このまま使えるものもあれば使えないものもありますが、ぜひ、ご参考にして頂き社内リソースの充実にお役立てください。

「社内外のトラブルが生じたときのための書式10選

1

活用のツボ
・取引先の倒産は経営に直接的な影響を与えます。
・倒産事例が発生したら、すぐに経営陣に伝えなくてはなりません。
・本書式は不渡手形ですが、手形取引以外の事故についても流用できます。

2
売掛金回収状況報告書
おすすめ度8点

活用のツボ
・倒産状態となった相手方企業に対しても債権回収を諦めてはいけません。
・売掛金回収の状況は逐次、経営陣に報告すべきです。
・弁護士と相談の上、法的手続きによる債権回収の基礎資料として活用できます。

3
小切手・手形等事故報告書
おすすめ度:7点

活用のツボ
・小切手・手形等の紛失は取得した第三者が使用しても対抗できません。
・紛失等が生じた場合は、この書式により金融機関に届出をします。
・すぐに顧問弁護士に相談してトラブルを未然に解決することです。

4
交通事故報告書
おすすめ度:8点

活用のツボ
・営業活動によって自動車を使用した際の事故を社内に報告します。
・本書式は軽微な事後ですが、重大事故の場合、企業イメージは著しく損なわれます。
・裁判になった場合の基礎資料ともなりますので、経営陣に伝える必須の報告書です。

5
クレーム報告書
おすすめ度:9点

活用のツボ
・クレーム対応を誤ると企業にとって致命的な結果をもたらします。
・クレーム内容を的確に社内に伝えることが何より肝要です。
・クレームはその後の製品・サービスの向上にとって重要な情報です。

6
クレーム対策検討表
おすすめ度:8点

活用のツボ
・クレームが生じた事案を一覧表として社員に配布します。
・クレーム内容のパターンに応じて種類を用意することが大事です。
・クレーム報告書と紐付けして、いつでも、比較対象できるように工夫してください。

7

活用のツボ
・クレームにも理不尽なものがありますので、毅然とした対応をする必要があります。
・業種・業態によって本報告書はアレンジを加えなければなりません。
・訴訟になった場合、相手方の証拠資料となるので、弁護士によるチェックを受けること。

8
会議参加報告書
おすすめ度:9点

活用のツボ
・一般的な報告書ですが、クレーム対応、事故など汎用性が高い報告書です
・社内での事故対応のテンプレートとして利用するのが良いでしょう。
・添付資料の充実度により左右されますので、具体的な資料の添付は必須です。

9
改善課題・対策報告書
おすすめ度:9点

活用のツボ
・クレームや事故が発生した際に社内で問題を深耕させるために使用します。
・社内会議で検討すべき点が全て網羅されているため大変使いやすい報告書です。
・SWOT分析のための基礎資料ともなり、企業戦略策定にも活かせます。

10
信用調査報告書
おすすめ度:8点

活用のツボ
・クレームを未然に防ぐためには新規取引先の信用調査は重要です。
・対象企業に対し少しでも不安があれば徹底的に調査をすることをお薦めします。
・自社で対応が困難であるならば信用調査会社の活用も検討すべきです。

<完>

提供元:ドリームゲート

投稿日:2012年11月5日
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  • 筆者プロフィール
森元 努

森元 努

モリモトターンアラウンドオフィス
代表
平成6年   大阪市立大学 法学部卒業
平成6年   腰岡 實 法律事務所 入所
平成16年  森元糸加工所 入社
平成21年  事業再生士補(ATP)としてモリモトターンアラウンドオフィス設立
平成21年  株式会社TSKプランニングパートナー
平成21年  株式会社稜和インターナショナル顧問就任
平成22年  ターンアラウンド総研合同会社設立に参画
平成22年  認定事業再生士(CTP)合格
平成23年  クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局メンバー就任
平成24年  株式会社稜和インターナショナル内に大阪オフィス設立
平成24年  株式会社稜和インターナショナルメディア事業担当
平成24年  経済産業省支援事業ドリームゲート認定アドバイザー就任
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