決算診断 経営分析解説(生産性1)
経営者にとって「決算書」の見方のポイントを更に分り易く、解説していきます。
是非、この機会に「決算書」が経営者にとって身近なものにしていただきたいと思います。
【 生産性 】
生産性は大きく「労働生産性」と「設備生産性」とわけることができる。「労働生産性」が一人当りどれだけの売上や利益をもたらしているのかを見る尺度になっているのに対し、「設備生産性」は設備一単位当りどれだけの売上や利益をもたらしているのかを見る尺度になっている。

決算診断提案書における生産性の分析指標
(1)一人当り付加価値(一人当り正味稼ぎ高)
で計算します。
理解するためのポイント
従業員一人当りが、付加価値をどの程度上げているかを示す指標であり、高ければ高いほど企業の価値創造力は高く、不況に対する抵抗力がある。
この分析項目の水準を高めるためのポイント
売上を伸ばすとともに、商品力を高め付加価値率を高める。
機械化・IT化を進める。
適正な人員構成にする。
適正人員、少数精鋭、適材適所、人材育成、パート・アルバイトの戦力化。
(2)一人当り営業利益(一人当り本業活動成果)

で計算します。
理解するためのポイント
営業利益を、社員(役員含む)一人当りが実質どれくらい稼ぎ出しているかを示す指標であり、この金額が高いほど営業利益への一人当りの貢献度が高いことになる。
この分析項目の水準を高めるためのポイント
営業利益を増やす。
適正人員、少数精鋭、適材適所、人材育成、パート・アルバイトの戦力化。
目標管理を徹底する。
是非、この機会に決算診断をしてみては、いかがでしょうか。