6要素を判断する経営指標を算出し採点する
経営者にとって「決算書」の見方のポイントを更に分り易く、解説していきます。
是非、この機会に「決算書」が経営者にとって身近なものにしていただきたいと思います。
前回、“自社の「経営体力」を総合評価するステップ”ということで、説明しました。
“自社の「経営体力」を総合評価するステップ”の6つの要素を判断するためには、それぞれを明らかにする経営指標を算出しなければなりません。
各5つずつあり、次のようになっています。
●【収益性】を見る5つのポイント
(1)投下資本の利益貢献度はどうか
(2)顧客満足度の価値はどうか
(3)本業の営業活動の利益率はどうか
(4)経営活動の利益率はどうか
(5)金利負担の効率性はどうか
●【生産性】を見る5つのポイント
(1)1人当たり正味稼ぎ高はどうか
(2)1人当たり本業活動成果はどうか
(3)1人当たり経営活動成果はどうか
(4)人件費と稼ぎ高のバランスはどうか
(5)固定資産の利益貢献度はどうか
●【資金性】を見る5つのポイント
(1)投下資本の売上貢献度はどうか
(2)売上代金の回収の早さはどうか
(3)棚卸資産の足の早さはどうか
(4)固定資産の売上貢献度はどうか
(5)回収と支払のバランスはどうか
●【安定性】を見る5つのポイント
(1)経営環境への対応力はどうか
(2)自己資本と借入額のバランスはどうか
(3)債務償還できる力の強さ
(4)売上高と借入額のバランスはどうか
(5)借入返済の余裕度はどうか
●【健全性】を見る5つのポイント
(1)短期的支払能力はどうか
(2)現在の支払能力はどうか
(3)自己資本の投資充当度はどうか
(4)長期資金の投資充当度はどうか
(5)企業生命力の強度はどうか
●【成長性】を見る5つのポイント
(1)売上高の伸びはどうか
(2)稼ぎ高の伸びはどうか
(3)本業成果の伸びはどうか
(4)経営成果の伸びはどうか
(5)自己資本力の強化度はどうか
以上、計30の経営指標を算出し、各ポイントの点数を出します。
ただし、自社を採点するには、業種の標準値を知っておく必要があります。
それを知るために「決算診断」は「経営分析値マスター」を使用しています。
「決算診断」をすると、自社の30の経営指標が何点かがすぐにわかります。