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決算診断-会社の健康診断

損益計算書がわかる見方(1)

是非、この機会に「決算書」が経営者にとって身近なものにしていただきたいと思います。

損益計算書がわかる見方を説明していきます。

●損益計算書 損益計算書は、字のごとく損と利益を計算する表のことです。会社が、今年いったいどれくらい儲かったのか?損したのか?を計算する機能があります。また、収益から費用を差し引いた金額を利益として表示する報告書であり、企業の一定期間における経営成績を明らかにするものです。
損益計算書は、英語でいうとProfit and Loss StatementもしくはIncome Statementといい、頭文字をとってP/L(ピーエル)、I/S(アイ・エス)といいます。また最近では、I/Sという英国流もメジャーになってきています。

●損益計算書の利益

損益計算書         (単位:万円)

損益計算書

損益計算書の様式では、一番上に「売上高」があり、
この売上高から「売上高原価」を引いたものが「売上総利益」です。いわゆる「粗利益」です。

売上高 − 売上原価 = 売上総利益

この売上総利益から「販売費及一般管理費」を差し引いたものが「営業利益」になります。

 売上総利益 − 販売費及一般管理費
            = 営業利益


この営業利益に受取利息などの営業外収益を足し、支払利息割引料などの営業外費用を引いたものが「経常利益」です。

 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用
             = 経常利益


この経常利益に特別利益(突発的な利益)を足し、特別損失(突発的な損失)を引いたものが「税引前当期利益」で、この金額に基づいて法人税や住民税などを納税します。

経常利益 + 特別利益 − 特別損失
         = 税引前当期利益

その結果残った利益が「当期純利益」になります。  要するに、売上高から費用を順番に差し引いていって、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期利益などの利益を順に出していくのが損益計算書です。  このように損益計算書は、会社が何に、どれくらいの費用を使って、どれくらいの利益を生み出したか、あるいは損をしたかをあらわす、成績表のようなものです。 逆にいえば、会社はその年度でどれくらいの「収益(売上)」をあげることができたか、その売上をあげるのにどれだけの「費用」がかかったか、その結果「利益(儲け)」はどうだったかを一覧できるのが損益計算書なのです。