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決算診断-会社の健康診断

この時期、危機管理を徹底する!!

企業経営には、上り坂、下り坂、そしてまさかの坂があるといわれます。
このまさかの坂を管理するのが、危機管理=リスクマネジメントです。


企業はつぶれるようにできています。倒産リスクというものがあります。
現状は、景気回復で倒産件数が最悪の状態を脱したかのようにいわれていますが、毎年約1万4千件から5千件の倒産、月に直すと1200件、一日約40件、時間当たりですと2件弱の倒産があることになります。
 この数値は、負債総数1千万以上のデータからなる倒産件数で、データに載らない中小零細企業の倒産は、おそらくこの数倍はあるといわれています。
 正に、企業は倒産するようにできているわけです。しかし、倒産する企業には、次のような兆候があります。経営者である社長はこのことに気づかれていますか?

1.売上が3期以上連続してダウン。赤字決算が続いているか?
2.労働分配率が毎年高くなり、60%を超えているか?
3.商品在庫、売掛金が毎年増え続けているか?
4.銀行借入が月商の3か月分を超えて、資金繰りが厳しくなっているか?
5.顧客や得意先が離れていくようになっていないか?
6.社員、特に優秀な幹部がモラルダウンして退職者が続出していないか?

等々です。これらの兆候は、一朝一夕には表れないものです。決算書は正直です。全て決算書のデータを分析・評価・診断すると、これらの兆候が浮き彫りにされてくるのです。「決算診断」の持つ意味がそこにあるのです。 毎回、解説させていただいている「6要素診断」をよく理解してほしいのです。この「6要素診断」こそが、倒産か生存かの生命線なのです。経営者である社長は計数感覚に強くなってほしいのです。以下の項目は是非、おさえてほしいものです。

1)「粗利益」です。「付加価値」「限界利益」ともいわれます。会社にとって粗利益は、経営の基本です。お客様から指示されている重要なバロメーターです。
2)「経営安全率」です。不況に耐えうる力を示します。この率を上げるためには、粗利益を高めるために変動費を下げること。コストダウンを図っていくことです。
3)「自己資本比率」です。中小企業は40%の数値が目標です。利益を出すこと。総資産を圧縮してスリムな体型になることです。

上記のことは「決算診断提案書」の中に、全て含まれています。この「決算診断」を実施することが、倒産しないための危機管理になりますので、この機会に実施されてみてください。