会社を守る社風を築く!!
三重県で老舗の「赤福」が大問題を起こしました。この夏に北海道を代表する銘菓「白い恋人」の石屋製菓が、
不祥事で社長交代をしたばかりの矢先のことです。日本の経営者は「なぜ他企業の失敗から学べないのか?」と思います。昨年には「不二家」事件、その前には「雪印食品」がありました。賞味期限偽装や食品衛生法の基準を守らなかったのです。これらの4社は老舗企業で、これらの事件が起こらなかったなら、「優良企業」として隆盛を誇っていたはずです。
企業には経営資源があります。「ヒト、モノ、カネ、情報、社風」の5つが経営資源です。この中で大事な資源は、人の心の部分の「社風」です。この社風が、これらの企業に共通した大問題であったのではないでしょうか?
大企業であれ、中小企業であれ、どんな会社にも社風というものがあります。社風とは、会社の雰囲気とか気風とかいうものです。社風は、我々の性格や価値感、習慣といったもので、
目では見ることはできません。決算書のように数字で見ることができれば、改善を図ることは出来ますが、社風ばかりは、そういうわけにはいきません。社長の態度やコミュニケーションの取り方などが知らず知らずの間に社風を形成してしまうのです。業績が上がる社風もあれば、コミュニケーションがうまく取れずに仕事が進まず、業績が上がらない社風があります。
会社の業績は社風が創りだしているといっても過言ではありません。
ではよき社風を創りだすには、どうしたらいいのでしょうか?
そこには、「よき社風・好ましい社風」を創りだす5つの要素があるのです。
第1は、「同一の危機感」です。
会社全体に「現状安住」の甘い考え方を排し、いかなる状況においても、常に現在及び未来に対する危機感を持ち、より一層の改善を実現していこうという感情です。
第2は、「共通の価値感」です。
お互いの価値を認める。考え方・見方が共通しているという状態です。同じ方向に向って一致団結して行動する気持ちです。会社においては「経営理念」の存在が必要です。
第3は、「自信と信頼」です。
自分の存在を頼もしく思う気持ち、頼りにする気持ち、頼りにされる気持ち、チャレンジングな行動。必要不可欠なものです。
第4は、「感謝の気持ち」です。
自分が現在やっていけているのは、多くの方々から受けた力添えの結果であることに気づき、心から有難く思う気持ち、心情です。
第5は、「高い欲求水準」です。
今の状態に満足していることなく、自己を律しながら、高めていこうという欲望を持っている。困難に屈することなく、粘り強く行動する姿勢です。
以上の5要素を今の会社の現状に照らし合わせてみて、社風がどうなっているかを検討されてみてはいかがでしょうか?その際に、マネージメント・パワーを是非、参考にしてみてください。