会社の「経営理念」
ピーター・ドラッカーは、経営の目的を「顧客の創造と、維持である」と言っています。
まさにその通りであると思います。
よく企業は、30年で潰れると言われます。何故、そう言われるかの根拠の一つに、ライフスタイルに伴う商品寿命の問題があります。
また、創業経営者の後継問題があります。これらの問題を乗り越えていくのが、思った以上に困難なために、企業は30年の期間で潰れやすいのです。だからこそ、ドラッカーの言う経営の目的である「顧客の創造と、維持である」ことを常にトップが忘れずに日々の経営活動をしていく必要があるのです。このことを実行している企業が「ゴーイングコンサーン(継続企業)」として存在しているのでしょう。
そのために必要になってくるのが、経営理念の存在でしょう。
経営理念は、経営者の会社経営に対する思いの結集であると思います。
創業経営者が会社を興したときの思いから、社会への貢献等の思いへと、進化していくのものが経営理念ではないでしょうか?いかに立派な経営理念であっても、会社の全体の行動が伴っていかないと、絵に描いた餅で終わってしまうのです。そこが、経営者が本物であるかの分岐点なのでしょう。
経営理念を創りあげる上において、ピーター・ドラッカーの「5つの質問」をご紹介します。
1.われわれの使命(事業)は何か?
経営者がまず、第一に考えることは、「我が社の使命とは何か」です。
この使命の存在が社員の大きな勇気付けとリーダーとしての向上が図れます。
2.われわれの顧客は誰か?
事業を決定するのは、顧客です。ターゲットにする顧客が明確であれば、おのずと何を提供すべきかが見えてきます。
3.顧客は何を価値あるものと考えるか?
顧客は、商品・サービスを買っているわけではありません。顧客がどのような「価値」を買っているかを明確にすることが必要です。
4.われわれの成果は何でしょうか?
成果の定義と測定の基準を明確にすることは重要です。真の成果とは、顧客と共有できるものである。
5.われわれの計画は何なのか?
1〜4のことを実施するために計画を立案していくことが重要です。さらにそれを実行することが更に重要です。
以上の「5つの質問」を参考に、わが会社の経営理念を創り上げていってはいかがでしょうか?