経営者にとって計数感覚は大事
創業経営者は、何度なく、修羅場を切り抜けてきた経験から、財務データを分析した経営指標に基づく経営より、自分の『カンと度胸』による経営に自信を持っている方も少なくないと思います。しかし、日々のビジネスにおいては、数字との戦いをされています。売上は?利益は?コストは?資金は?・・・会社を取り巻く環境は数字によって表されています。経営者にとって、計数感覚を身につけることは、とても大事なのです。
では、なぜ、計数感覚を身につけなくてはならないのでしょう。
1.経営の判断は、大局的に見る必要がある
そのために
・コストはどうなっているのか
・安売りでいいのか
・どうすれば売れるのか
・どのようにして利益を出していくのか
・お客様はなぜ減ったのか、増えたのか
経営者は、日々の目の前の経営判断をすることも重要ですが、自社が置かれている環境を大局的に見定める必要があります。その際、物事を大局的に見る習慣を計数感覚が養ってくれます。
2.利益を出していくために必要です
売上を増やす
・単価を上げる
・数量を増やす(お客様の数を増やす、リピーターを増やす)
変動費を下げる
固定費を下げる
会社の利益は数字で表されます。利益を上げるために何をしたらいいのか、具体的な施策を考える際にも、計数感覚は重要です。
3.問題意識を持つことができます
・数字とのコミュニケーションが図れます
・問題の本質を見抜く力がつきます
日々のビジネスの結果が数字になって表れてきます。計数感覚が身に付いた経営者は、その数字が表している経営の本質な課題がどこにあるかといった、問題意識を常に持つことができるようになります。
4.論理的思考を持つことが出来ます
・数字を的確に読み取る
問題意識を持って、数字を的確に読み取ることができる経営者は、物事を論理的の考える力が身に付きます。この力によって社員への説明にも説得力が増します。
5.物事を多面的に見ることができる
・数字に表れない部分を見抜く
・数字の裏を読み取る
実際の経営は、数字に表現されない部分も重要になります。数字に表れないヒトの行動・意識等の部分が見えてきます。
6.コストに敏感になります
・価値を生まない仕事は、大胆に切り捨てることができる
・細心にして大胆な経営ができる
計数感覚が長けた経営者はコスト感覚が敏感になります。経営判断において、細心かつ、大胆な対応ができるようになります。
「決算診断」により計数感覚を身につけて、自社の経営に活かしていってください。