いま、経営者の「志」が問われています
最近の不二家事件を見ても、過去の多くの企業が起こしてきた過ちの教訓が活かさせていないようです。規模の大小に限らず、いい会社はトップを見ればわかります。
会社に就職する場合も、まず経営者を見ます。立派な建物や、場所が銀座にあるからという理由で、就職を決めるのではありません。経営者を見て会社を決めるのです。銀行も融資をするときの見るポイントは経営者の「物の見方・考え方」です。経営者を見ていれば、その会社がわかります。経営者の経営に対する考え方がシビアであれば、社内体制を改革して、生産性を追及し、必ず黒字経営を実現します。
そして、会社の将来を見据えて、次々に手を打っていきます。絶対に赤字を出さない覚悟で日々の経営活動を行っていきます。
いまは、トップの考えている経営に対する理念、信念、哲学というものが非常に大事なときです。経営者の「志」が問われている時代です。老舗企業であっても、経営者の気の緩み、危機感の欠如が見られると、一瞬のうちに社会から淘汰される時代になってきました。常に、経営者として自己成長を図っていくことが重要です。
前回に経営者としての確認していただきたい8つの要素をご紹介しました。
1.経営者自身 |
・・・経営者として、日常行動のなかで基本事項の実践がされているかどうか? |
2.顧客(マーケィング) |
・・・「顧客なくして企業なし」。増客の仕組みや管理、競争企業に負けないための施策の状況をつくり出しているかどうか? |
3.商品(サービス) |
・・・自社の商品(サービス・技術)力を構造させるために施策や管理状況はどうか? |
4.人材 |
・・・社員の採用・教育、並びに定着を高めるための行動等が計画通りに行われているかどうか? |
5.成長性 |
・・・投下された経営資源が効率よく活用され、成長発展に向けた会社のバネになっているかどうか? |
6.財務 |
・・・財務状況の把握と、健全経営に向けての行動が図られているかどうか? |
7.経営管理 |
・・・勘と度胸だけではなく、現場データを活かした管理状況や、将来を見据えた事業計画の立案がされているかどうか? |
8.危機管理 |
・・・自社を取り巻くさまざななリスクに対する管理状況はどうなっているか? |
以上の点を再度、点検されてみて2007年の亥年を駆け抜けていってください。
会社を良くしていく原動力は社長自身しかありません。今年一年、経営に活かせる情報提供をさせていただきますので、よろしくお願いします。